昨年行ったキャンプ場の中で、ソロキャンパー目線で見たキャンプ場BEST5をご紹介します。 まぁキャンプ場の良し悪しなんて人それぞれなんですが、私のキャンプスタイルに合うBEST5なので、えっ!?こんなとこが!?みたいなところがあってもご容赦下さい。
それと私のキャンプスタイルと言ってもわからない方がほとんどだと思いますので簡単に評価基準を書いておきますね。 ① 静かに過ごせる ② 人の目が気にならないところ ③ 野営感を味わえる ④ その他、設備や周辺環境等
① に関しては私のキャンプの目的がまず自然の中でのんびりゆったり過ごすことなので最重要ポイントです。近くで遅くまで騒いだり大声で笑ったりされると一気に萎えます。 ② は自分が動画を撮っているってのもあるんですが、至近距離で他のキャンパーさんと目があったりするのはなんとなく好きじゃないですね。ですから、ロープ等で区切られた区画サイトで前後左右に他のキャンパーさんがいるようなところは苦手です。 ③ はできれば自由に木の枝や倒木を拾ってきて焚き火をしたり、ブッシュクラフトの真似事をしたいので、森の中のフリーサイトなんかが理想です。 ④ は色々な要素がありますが、如何にも治安の悪そうなところは避けたいですし、近隣の道路を車やバイクが爆音で走り回るようなところも避けたい。
といった感じです。 それではこれらのポイントを私の独断と偏見で評価してBEST5を発表します。
まず、第5位は! 奈良県天川村の泉の森オートキャンプ場小広荘 ① 3点 ② 3点 ③ 4点 ④ 3点 合計13点
こちらは洞川温泉近くにある小さなキャンプ場ですが、5区画程のオートサイトとその奥の森の林間フリーサイトがあります。 私のおすすめは林間フリーサイトです。 杉の木が密集する森の所々に少し開けたサイトがありソロテントなら5張り程度設営可能です。 またハンモック泊ならどこでても可能で、杉の枝や倒木もいたるところに落ちていますので、それらを使って焚き火やランタンスタンドを作ったりして遊ぶこともできます。 以前は人の少ない静かなキャンプ場でしたが、予約サイトに登録されてからはお客さんが増え、それに従ってシーズンや曜日によっては静かではない時も増えてきたのが少し残念です。 そうなると②も点数が低くなってしまいます。 それと④に関してはトイレ等の設備の古さと近隣のスーパーまで車で40分ほどかかるところは減点ポイントですが、徒歩で行ける範囲に鮎や岩魚等の川魚の活魚や名水豆腐を購入出来ること、そしてなによりオーナーのおばちゃんの人柄の良さも含めてこの点数としました。
続いて第4位は、 杜のテラスキャンプ場 ① 4点 ② 3点 ③ 2点 ④5点 合計14点
こちらは大きなキャンプ場で全て区画オートサイトですが、①②に関してはどのサイトになるかによって大きく変わります。 基本的には各区画は木々で囲まれたり段差があったりして独立していますが、完全にお隣さんが気にならないかというとそうではない区画もあります。 ただし、予約時にサイトを選択するシステムになっているので、サイト図を見て中央部を避けて予約すればその部分はかなりクリアできるでしょう。 またここはかなり客層が良く、騒いだり大声を出す人はほとんどいません。 ③に関してはよく整備されたキャンプ場なので難しいかなと思います。林に隣接したサイトなら多少野営感も味わえるかもしれません。 ④は、設備に関しては全く問題なし。非常に綺麗です。そしてスーパー、ホームセンター、コンビニ等も車で5分程度の範囲にありますし満点でいいと思います。
第3位は、 滋賀県長浜市の奥琵琶湖キャンプ場 ① 3点 ② 4点 ③ 4点 ④4点 合計15点
正直、杜のテラスと甲乙付け難いんですが、こちらを3位としました。 ①に関してはそこまてマナーの悪いキャンパーは居ませんでしたが、グループの人達がいればどうしても話し声等は気になりました。 ②は段差のおかげでそれほど気にならなかったので4点としました。 そして③の野営感は、直火出来るのはかなりポイント高いですよね。とは言うもののそれ以外で野営感を感じることはないので満点とはなりませんでした。 ④は場内の設備は結構いいと思います。トイレ、流し台は数ヶ所設置されどのサイトからでも遠いと言うことはないと思います。ただ温泉や買い物には車でそこそこ走らないといけないので1点減点の4点としました。
次は第2位 京都府福知山市のKawai Village Camp ① 4点 ② 5点 ③ 4点 ④4点 合計17点
こちらも全区画オートサイトです。 ①②に関してはサイトにもよりますが、ソロ用サイトだとかなり静かですし、テントの向きを工夫すれば人や人工物はほとんど目に入らないでしょう。 自然の地形をうまく利用してサイトが作られているので、③に関しては倒木等を集めて焚き火をしたり、簡単なブッシュクラフトのようなことも出来て楽しめるので4点としました。 ④に関してはトイレ、シャワーも綺麗で、しかもシャワー無料、エアコン付きと言う贅沢な設備となっています。アクセスも良く、買い物も15分程度の場所にあるのでいい方だと思います。 ただ、場内道路の坂がキツく車高の低い車は通行が難しいことと、トイレ、シャワー、流し台が入り口近くの1ヶ所しかなくサイトによっては結構遠くなります。なので4点としました。 とは言うものの、現在も改良、拡張工事が進められているようなので、いずれもっと便利になるかもしれません。
次は第1位・・・の前に番外編をひとつ 奈良県奈良市のはやまの森野営場
こちらは一般のキャンプ場ではなく日本ボーイスカウト奈良県連盟が管理する野営場ですが、一般にも開放しており1週間以上前に予約して所定の料金を支払うことで利用できます。 サイトの方は広大な敷地にA~Dのサイトと中央広場があり、A~Dサイトはほぼ自然のままの場所になっています。中央広場は大きな芝生広場となっていて大きなテントも設営可能です。 ただし野営場と言っても焚火台必須で、樹木の伐採も禁止です。 それ以外は倒木を利用したり焚火に使ったり等は自由なので野営感は抜群です。 ただ、一番の難点は施設の老朽化が激しいということですね。 唯一管理棟のトイレが一番マシというレベルで、各サイト近くのトイレは昼間ならまだしも夜は怖くていけません、、、 流し台も管理棟にしかなく、照明設備も管理棟以外ほぼないので夜間は真っ暗です。 まぁ、そういうのも含めて野営感というなら③は10点かもしれません(笑) あえて点数をつけるなら ① 4点 ② 5点 ③ 5点 ④2点 合計16点 といったところでしょうか。
次はいよいよ第1位 奈良県木津川市の山城町森林公園 ① 4点 ② 5点 ③ 4点 ④5点 合計18点
こちらはウッドデッキの区画サイトと10月から3月限定ですがフリーサイトがあります。 もちろん私がおすすめするのはフリーサイトです。 小川に沿って一部を除く約1kmのエリアでキャンプが可能となっています。 これだけの広さでありながら予約枠が極端に少なく、最大でも8枠程度しか予約を取りません。 ということで人気の管理棟周辺以外で設営すると夜間は土日でもほぼ人と出会うことがありません。 そしてトイレやシャワー等の設備は高規格キャンプ場並みに奇麗で女性でも全く抵抗なく利用できるでしょう。 ただ、オートサイトではないので河原まで斜面を降りていかなければいけないので、荷物が多いと運搬は大変です。カートも使えないので手運びです。 それと昼間は森林組合の方が作業をすることがあるので、その時は結構な音が聞こえたりします。 まぁそいった点を差し引いても余りある魅力があるところなので第1位としました。 私もフリーサイトのシーズンになると10回ぐらい通っています。 ほんとはあまり教えたくないんですけどね(笑)
というわけで私の2022年に行ったキャンプ場Best5はいかがだったでしょうか? 今年もいろんなキャンプ場へ行って、このランキングに入ってくるようなところを探していきたいと思います。VIDEO 【関西キャンプ場Best5】2022年に私が行ったキャンプ場のBest5をご紹介します。